大阪旭モラロジービジネスクラブ 第237回例会 開催報告

日時 : 2025年11月15日(土)午後7時〜8時50分
会場 : 大阪旭こども病院 キンダーホープⅠ集会室
参加者: 10名


開会ご挨拶

皆さま、こんばんは。11月も終わりに近づいてきました。例年12月は忘年会を開催していますが、今回は諸事情により、きっちりと勉強会を行い、1月に新年会という形を取れればと考えております。

さて、この秋は本当に学ぶことが多く、激動の一年だったと感じています。近い話題でいえば、阪神タイガースがぶっちぎり優勝をし、藤川監督の言動が話題になりました。45歳という若さで批判も受けながら、落ち着いてチームをまとめていく姿勢は、今の時代に合っているように感じました。

昔は「気合だ」「根性だ」という世界でしたが、今は冷静に分析して引っぱっていくスタイルが主流になりつつあります。良し悪しはあるものの、学ぶべき点は多いと私は思っています。

そして政治の世界では、日本初の女性総理大臣に、高市早苗さんがなられ、国会答弁も始まりました。丁寧でありながら、言うべきことはしっかりと述べ、節度を守った姿勢がとても印象的です。

ぜひ日本の舵取りをうまく進めていただきたいと思います。

世界情勢は不安定で心配な点もありますが、だからこそ私たち自身が落ち着き、ぶれずに進まないといけない—特に心が揺れやすい私からすると、高市さんの強さが際立ち、すごい方だと感じます。

このように、時代の変化が激しく、商売もただ続けるだけではなく、常に動いていかなければならない時代になってきました。

今月の『三方よし経営』からは、

◎ルールを守る意味

◎逆境に向き合う覚悟

この2つを取り上げて学びたいと思います。

本日もよろしくお願いいたします。

2025年11月15日
大阪旭モラロジービジネスクラブ

会長 猪谷勇三


今月の学び

『三方よし経営11月号』より、以下のテーマを福井幹事が輪読し

3班に分かれてディスカッションしました。

1. 「ルールを考える意義を考える」(30P)

2. 「逆境時代に求められる覚悟」(28〜29P)

その後、いつものように、各班の代表者が発表を行いました。

1班発表(福井郁さん)

私自身は、対応していただいた方への感謝の気持ち、そして「期待してもらったからこそ、自分も頑張ろう」という気持ちがとても大切だと思っています。最初に一致して同じ方向を向けたことは本当によかった、と話していました。

今後の話として、ある会社では地震の時に多額の借金を抱え、さらにコロナの時にも10億円を借り入れたそうです。返済さえきちんとできれば会社は回っていくのですが、当時はいろいろな勘違いもあり、返済計画が十分に立てられていなかったため、結果として経営がうまくいかなくなってしまった。

やはり「自分としてこれだけ借りたのだから返さなければならない」という、個人としての覚悟と計画が必要だということです。結局のところ、自分自身でプランニングができていないと気持ちも環境も不安定になります。

人から言われたからではなく、「自分の問題として、自分の計画を持つこと」が大事だという話をしていました。

また、最近の子どもは集中力が続かない傾向があるので、その子の特性を見抜き、逆境に強くなる力(レジリエンス)を育てる必要がある、という話にもなりました。

しかし今は親のあり方もさまざまで、あまり厳しいことが言いづらく、教育が難しくなっているという心配もあります。

私がしんどかった時期に木野先生のところを訪ねた際、「今、一番大事なのはレジリエンス(回復力)やねん」と言われました。

コロナ後は、消化不良のように心が重くなったり、鬱っぽくなる子どもが非常に増え、その子たちを預かる機会もありましたが、やはり“回復力”がどれだけ身についているかが本当に重要だと感じました。

大人も子どもも、落ち込んだ時にどう立ち直るか。そのためには成功体験が欠かせません。子どもの場合は「頑張れた」という経験を積ませる環境を教育の現場でつくっていく必要があります。

教師はもっと学ぶ必要があり、親も協力していかなければなりません。

「この子はこれくらい」と決めつけると、その子はそれ以上伸びません。

しかし「もっといけるよ」と言えば、どんな子でもそこを目指して伸びようとします。

その力を引き上げるのが教育ですが、今はいろいろな事情があって簡単ではない、という話をしていました。

次に、「秩序を重んじて、理由を通す」というテーマにも触れました。

もちろん日頃から順番をきちんと通すべき場面はありますが、ときには「これはどうでしょうか?」と柔軟に相談しても良いのではないか。

日頃から工場長など上司との関係性が築けていれば、そうしたコミュニケーションも成り立つのではないか、という話になりました。

2班発表(本林進さん)

テーマ「逆境に求められる覚悟」に触れながら、奥山さんが歩んでこられた半生の歴史を伺い、さまざまな経験を共有しました。

奥山さんは「自分は口下手だ」とおっしゃっていますが、人柄もあって仕事が巡ってくる一方、建築関係では未払いのリスクもあり、お金の流れが安定しない難しさがあります。

長年勤めた会社を離れるという決断、そこから新しい仕事に挑戦することは、非常に大きな勇気が必要だったのだと感じました。これは大きな覚悟の現れです。

また私自身も前職でトラブルの多い仕事を経験しました。営業は多数いましたが、初動を誤るとトラブルはこじれ、長引き、大きくなる。

だからこそ私は「いかに初動で収めるか」を常に意識していました。

言い訳を重ねると相手の怒りを増幅させるため、原因・結果・改善策を明確に示すことが大切です。そうすれば、大きな困難になる前に収束できる。その点をお話ししました。

また、「紙の本は必要か、電子版で良いのではないか」という話題も出ました。

紙冊子は家で読むものの、持ち歩きは少ないという声も多く、猪谷会長は常にスマホで読んでおられます。 「すき間時間にさっと読める」という点で電子版に利点があり、これを機に電子版へ移行してはどうかという意見もありました。

3班発表(恵崎みどりさん)

私が経験した困難のひとつに、「どうしても決められた時間通りに現場へ行けない職員への対応」がありました。

こちらとしては「時間は必ず守ってほしい」と丁寧に伝えていましたが、なかなか改善されず、周囲の雰囲気も重くなり、どう向き合うべきか悩んだ時期がありました。

その職員は「できません」「難しいです」とよく口にしていました。

しかし私はその言葉を否定せず、

“できない理由”ではなく、“どうすればできるのかを一緒に考える”

という姿勢で根気強く向き合いました。

半年ほど経つと少しずつ変化が現れ、一年が経つ頃には自分で仕事の段取りを考え、時間を守って行動できるようにまで成長しました。

この姿を見たとき、

「信念を持って伝え続けることは必ず相手に届く」

と心から実感しました。

続けることの大切さ、諦めずに向き合うことの大切さを、私自身も改めて学ばせていただきました。

そして来年からも新たな取り組みに挑戦していけるという前向きな気持ちを持てています。

積み重ねてきた関わりが今の自分につながっていると感じ、本当にありがたい経験でした。

諦めずに伝え続けられたのは、『三方よし』の教えがあったからです。

子ども、保護者、保育士の喜びを心に置いて物事に取り組むことで、ここまで進むことができました。

この教えを学べたことを何より幸せに感じています。

以上が、各班ごとのまとめの要約です。


閉会ご挨拶◆

「秋から冬への気候の変化が、日本の政治にも表れている様で、『日本国の首相一人の交代でここまで急激な変化があるのか』と苦笑する今日この頃です。

その中で、日本の財政・経済や国防は良い方向に向かっているようです。それにしても既存のメディアを凌駕するSNSの威力はすごいですね。

最近は、60~70歳代以上の国民もオールドメディアから離れて、YouTubeやX(旧ツイッター)等の情報を検索しております。日本国と日本国民の覚醒が始まりました。私たちは、注意して、正しい情報を自分の感性を駆使して得ていくことが大切です。

今回のビジネスクラブの内容は、『秩序を確守して自由を尊重する』と『逆境時に求められる覚悟』でした。社内ルールを守ることにより他者との関係性を大切にする事。また、人生に訪れた逆境に対する心構えを教えて頂きました。

その心の置き方一つで、人生の未来が変わることに改めて気づかされました。大切な学びを有難うございました。

2025年11月15日
大阪旭モラロジービジネスクラブ

副会長 中村善裕


次回例会の日程

次回の第238回 例会は、12月20日(土)19時~、キンダーホープⅠ集会室で忘年会ではなく、通常の勉強会方式で開催いたします。

次回例会の案内書は、こちらからダウンロードしてください。

中村副会長より、「第4回ハートフルセミナー」(2025年12月7日(日)開催)の紹介がありました。

第4回ハートフルセミナーの案内書は、こちらからダウンロードしてください。