大阪旭モラロジービジネスクラブ 第217回例会 開催報告

  令和5年11月18日土曜日19:00より、第217回例会を「キンダ−ホープ 集会室」にて開催しました。

 季節外れの急寒波襲来のような寒さの中、また師走を控えたお忙しい中、19名の方にご参加をいただきました。

今回の勉強会テーマは、月刊 三方よし経営11月号から、

1.【巻頭言「公益資本主義理念のススメ」】

2.【格言に学ぶ職場のモラル「チームワークって」】

◆特別テーマとして◆

3.【阪神タイガースを日本一に導いた岡田采配から経営を学ぶ】の計3つのテーマを取り上げ、福井幹事と坂本幹事のお二人に輪読していただきました。

1.【巻頭言「公益資本主義理念のススメ」】は、「21 世紀は大企業より中小企業や個人企業が主役になる可能性が現実味を帯びてきた」といった内容

2.【格言に学ぶ職場のモラル「チームワークって」】は 、「チームワークとは目標を一緒に成し遂げよう」と言ったことを前提にポイントをまとめた内容

特別テーマの3.【阪神タイガースを日本一に導いた岡田采配から経営を学ぶ】は、いつもと異なるイレギュラーな内容ですが、阪神タイガースがオリックを破って 38 年振りに優勝したこともあり、タイガースが日本一になったのは「組織力の強さ」と私は思っており、それをどのように作り上げたかは企業経営に役立つ話と考え、3つ目のテーマにさせていただきました。ゆっくりと計画して来年にでもとも思いましたが、年が明けると熱も冷めてしまうのではと思い、今月の例会テーマにした次第です。ビジネスの視点から 経済効果のお話をいたしますと、阪神優勝の経済効果は 1,283 億円と言われています。この数字は日本シリーズは含まれておりませんので、がっぷり四つの7試合の死闘を見せ、ファンを沸かせた経済効果を加えますと 2,000 億円をはるかに超えていると思います。皆様からは、経営者としての日々の当たっておられる経営実践と、野球采配をラップした体験談「この試合の采配は会社経営にも役だった。」と言うお話しを伺うことができました。三方よし経営からのテーマに対するご意見は勿論の事、阪神優勝の話題で盛り上がり、いつもより和やかな例会となりました。トラキチの集まる居酒屋に集まった気分で 第217 回例会をお楽しみいただけたのではと思っています。

 ご意見の一例ですが、巻頭言からは「会議でも本音で意見を交換してないから決めたことが実行できないのでは」といった、職場内の真実味溢れる実体験のお話しにみなさん聴き入っておられました。

 阪神優勝のテーマからは、 

・自分が生まれた時から優勝が遠ざかっていたのか?

・家族揃って久しぶりに日本シリーズを観て、家族の繋がりの時間が持てた

・阪神ファンだった今は亡きおばあちゃんの想い出に会場が、“ほろり“ときたり微笑んだりした時間でした。

具体的な話として、①ファーボール数がダントツ球界 1 位、これは地味であり、才能ある選手は個人成績から「打ちたい」の気持ちを抑えがちであるが、シーズンオフの評価点数に入れてもらえるように球団に承認させる。②評論家時代から、試合観戦時には必ずスコアカードをつけて試合や選手の分析をする。③二軍で評価されていなかった選手の実力を見極め一軍に登用する。④開幕直後活躍していながら、怪我で欠場していた選手にシーズン終盤に花道を作って登用し、また選手も見事温情に応える。などなど、野球解説者顔負けのお話が飛び出し、今回思い切って規格外の提案をして良かったと思っております。ご協力ありがとうございました。

 最後に中村副会長より連絡事項として、 大阪旭モラロジー事務所の第 12 回「伝えよう! いのちのつながり」入選作文表彰式のご紹介と企業協賛のご協力のお願いをさせていただいた後、例会閉会のご挨拶を述べさせていただき、無事閉会となりました。

 作文コンクールの詳細は以下に HP のリンクを張っておきますのでご協力いただける方は問い合わせのご連絡宜しくお願いします。

誠にありがとうございました。ご参加いただきました皆様方には、心からお礼申し上げます。

次回12月の例会は、12月16日の土曜日18時から、中央電気倶楽部 地下1階の『えれき亭』に場所を変え、年末懇親会とさせていただきます。

大変有意義な時間で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

以上を持ちまして、第217回例会の開催ご報告とさせていただきます。

猪谷勇三拝