大阪旭モラロジービジネスクラブ 第239回例会 開催報告
日時:2026年1月17日(土)18時00分~20時20分
会場:中央電気倶楽部 地階「えれき亭」
出席者:11名
◆はじめに◆
新年明けましておめでとうございます。
大阪旭モラロジービジネスクラブは、 新年互礼会ではありましたが、位置づけとしては第239回例会として開催いたしました。 例年の会場であるキンダーホープから趣を変え、今回は **中央電気倶楽部 地階「えれき亭」**にて、少し改まった雰囲気の中での開催となりました。

◆会長挨拶◆
「 本日はお忙しい中、第239回例会、そして新年互礼会にご参加いただき、誠にありがとうございます。 本日1月17日は、新しい年を迎える節目であると同時に、 阪神・淡路大震災を忘れてはならない日でもあります。 あの出来事を思い返すたびに、私たちがこうして集い、学び合える時間が、決して当たり前ではないということを強く感じます。 国内外を見渡すと、政治・経済・国際情勢はいずれも大きく動き、 中小企業を取り巻く環境も、物価高、人手不足、働き方改革など、厳しさを増しています。 その一方で、希望の兆しもあり、まさに先が読みにくい時代です。 だからこそ、私たちモラロジービジネスクラブの役割が、 今まで以上に重要になっていると感じています。 今年はモラロジー財団100周年という節目の年でもあります。 理念を学ぶだけで終わらせず、 職場で、家庭で、地域で、どう実践するのか。 それを一人ひとりが問い続ける一年にしていきたいと思います。 本日は新年互礼会です。 どうぞ肩の力を抜いて、率直な思いを語り合い、 一年の良いスタートとしていただければ幸いです。」
◆司会進行 大住一馬 幹事◆
本日の司会進行は、大住一馬幹事が務めました。 機微に富んだユーモラスな語り口と、場の空気を和ませる進行で、 終始、和やかでありながらも引き締まった雰囲気の会となりました。 新年互礼会らしい親しみやすさと、 ビジネスクラブとしての学びの空気が自然に両立し、 「三方よし」を基軸に学び合う仲間の集いとして、 非常に心地よい場づくりがなされました。 懇親のひととき 会場では、「えれき亭」自慢の丹波黒鶏の水炊き鍋を囲み、 皆で鍋をつつきながらの懇親となりました。 美味しい料理に舌鼓を打ちながら、 仕事、家庭、社会について自然と会話が弾み、 モラロジービジネスクラブらしく 「三方よし」の精神に基づいた有意義な内容の会話が広がりました。
会員発表(全文) 紺谷卓嗣さん(今回初参加)
私は米の商社に勤めておりまして、中村さんの元同僚です。 今回初めて参加させていただきました。 業界の話になりますが、冷凍技術の進歩によって、 お米の冷凍保存や、弁当、給食といった分野での冷凍活用が、 今後さらに広がっていく流れがあります。 便利になる一方で、 食の在り方や、作り手・食べ手の関係がどう変わっていくのか、 良い面も悪い面も含めて考えていく必要があると感じています。
中村善裕さん(副会長)
年末で店を閉めました。 最大の理由ではありませんが、家族に負担をかけすぎていたこと、 自分自身の時間をもう少し見直したいと思ったことが大きかったです。 閉店直前には、お客様から 「これからフルーツサンドはどこで買えばいいの?」 と声をかけていただき、本当にありがたい気持ちになりました。 これからは、外販や道の駅など、 形を変えながら続けていこうと思っています。
里路祐輔さん
昨年は、正直言って最高の一年だったと思います。 人とのご縁にも恵まれ、仕事の幅も広がりました。 今年は丙午の年とも言われますが、 皆さんと一緒に、良い流れに乗っていきたいと思います。 ぜひ「勝ち馬に乗りましょう」。
進 憲浩さん
医療機関の経営は非常に厳しい状況です。 病院の7〜8割が赤字経営で、新築の場合は1床あたり約1億円、 500床なら500億円という規模になります。 私たちは、病院の改修工事や設備投資をリース化することで、 少しでも経営の助けになればと取り組んでいます。
溝口尚志さん
娘が無事に大学生になりました。 仕事の方では、浴室工事のフランチャイズ事業の比重を下げ、 経営の方向を少しずつ変えていこうと考えています。 今年も、しっかり「働いて、働いて、働いて」いきます。
奥山 隆さん
給排水設備の仕事を一人でしています。 年齢のことも考えながら、 これからは無理をせず、健康に気をつけて、 人の役に立てる仕事をコツコツ続けていきたいと思っています。
大住敬一さん
元日に、天皇陛下が行われる「四方拝」という行事があります。 国民の苦難は我に与えたまえ、と祈られる行事です。 祈りと感謝が、日本の根っこにあることを、 改めて感じました。
大住一馬さん
司会を務めさせていただきましたが、 こうして皆さんの話を聞いていると、 改めてこの会のありがたさを感じます。 日々の仕事に追われる中で、 立ち止まって考える時間があること、 それを共有できる仲間がいることは、本当に貴重だと思います。
岸本明典さん
介護施設を運営していますが、 行政との折衝は本当に大変です。 障害のある方のマイナンバーカード取得一つとっても、 本人が理由書や委任状を書けないにもかかわらず、 制度上の壁が立ちはだかります。 それでも逃げずに向き合うことが、 現場の役割だと感じています。
末松廣一郎さん
昨年一年を振り返りますと、私自身にとっては、息子や娘のことで大変な年でした。
怪我をしたり、体調を崩したりと、家族として心配の尽きない一年だったと思います。
特に娘は、脳に関係する病気を患いました。そのことをきっかけに、脳の働きや人の可能性について深く考えるようになりました。話を聞いていく中で、人間の脳の可能性というのは本当に大きく、一時的にできなくなったことでも、音楽や言葉、誕生日などの記憶、そして周囲の人との連携によって、少しずつ回復し、再び同じように生活できるようになる場合がある、ということを知り、大きな感動を覚えました。一方で、私たちの世代は、戦争を経験した世代の後に生まれ、比較的平和で安定した時代を生きてきました。その中で、いつの間にか安穏とした価値観に慣れ、苦労や責任を避けるような人間が増えてきているのではないか、そんな危機感も感じています。しかし、これからの社会を担っていくのは、
まさに今の若い世代、さまざまな課題や不安を抱えながらも、それぞれの可能性を持った人たちです。そうした人たちが、これからの日本をつくっていくのだと思います。
だからこそ、企業や組織が掲げている理念が、これからの社会や若い人たちの中で、本当に生かされる場が生まれてくるのかどうか、私はそこに強い関心と同時に疑問も感じています。人を育てること、次の世代をどう支え、どう信じていくのか。そのことを改めて考えさせられた一年でした。
猪谷勇三 (会長)
正月休みに、海外在住の息子と話をし、香港を訪れました。 現地の物価や生活感覚を見て、経済は数字だけでなく、自分の目で見ることが大切だと実感しました。
返還前の香港は何度か行っていましたが、その当時とは、何か、空気が違う感じがしました。
◆閉会ご挨拶◆
新年明けましておめでとうございます。
大阪旭モラロジー事務所のビジネスクラブも、猪谷会長様はじめ会員の皆様のお陰で第239回を迎えることが出来ました。「三方よし経営」のテキストを参考書として、「継続は力なり」と皆様と多くの学びをさせて頂きました。
前回にもお話させて頂きましたが、時間と言うものは皆平等に与えられており、どの様に使うかで人それぞれの人生が違ったものになります。
また、企業経営も同じ事と思います。与えられた人生と共に企業経営においても、仕入れ先・お客様に感謝して前向きに経営していくことが大切です。人生そして企業経営を道徳の学びを通して、より良いものにして参りたいものです。私の未熟な経験を通して今に感じますことは、「人様に対して大切にした分だけ相手の方からも大切にされる。」という体験です。「感謝の心・報恩の心」ほど、大切な心はありません。そして、生かされているという「感謝の心」を忘れず、周りの方々の幸せづくりのためにお役に立ちたい思います。企業においては、地域や国家に対する社会貢献活動にあたると思います。
今後とも皆様と楽しく和やかに、有意義な道徳を学んで参りましょう。
◆次回例会の日程◆
次回の第240 回 例会は、令和8年2月21日(土)に開催予定です。


