大阪旭モラロジービジネスクラブ 第212回例会 開催報告
令和5年6月17日土曜日19:00より、第212回例会を「キンダ−ホープ 集会室」にて開催しました。
会場と会員様のご家庭をzoom配信を併用したハイブリッド方式で例会を開催し、総数20名のご参加をいただきました。
(内オンライン参加2名)
今回は従来通り、勉強会形式の例会とさせていただきました。
新しい幹事さんお二人のお力も得て、令和5年度のスタートに相応しい充実した例会になりました。
会長の開会挨拶の後、月刊「三方よし経営」6月号記事内容から、「格言に学ぶ職場のモラル」―幸せの輪を広げるために-と、同じく、【ウェルビーイング経営―事業に関わる人々の真の幸福実現をめざして】を、福井幹事と坂本幹事のお2人に輪読していただき、その後皆さまの活発なご意見を伺うことができました。今回、新幹事お二人の輪読が大変良く、聞く人の脳裏に深く染み込んだ結果、中身の濃いご意見が聞けたのではと思っております。
内容は【ウェルビーイング経営ー事業に関わる人々の真の幸福実現を目指して】(16頁)から
[幸せの4っの因子]
①「やってみよう」因子
②「ありがとう」因子
③「なんとかなる」因子
④「ありのままに」因子
の各項目に、ご自分の体験談を交えてご意見を披露いただき、色々な業種の情報を得られることができました。
その中で、特に目を惹きましたのが、今までの顧客満足度の考えを180度視点を変えた、【「社員の幸せ」あっての顧客満足度ナンバーワン】というネッツトヨタ南国さんの経営理念だったかと思います。
参加者の皆さんから、今までどこを向いていたのか?と、少し自責の反省めいたお声等をいただきました。
また、権限委譲のお話も、出来るようでなかなか出来ない、実行しているようで実行していないということを反省事例として、お話しいただけました。
もう一つのテーマ「格言に学ぶ職場のモラル」からは、ありがとうという言葉の大事さ、一人ひとりが他の誰かを思いやり、感謝と労いの気持ちを積極的に伝えていったなら、きっと幸せの輪が広がって、みんなが益々生き生きと働くことのできる職場が実現するのではとの例話から、自己反省の実例談話も伺え、会場の雰囲気も和ぎ良かったです。
実践体験談としましては、社会福祉法人施設長のM様からは、毎朝必ず126床のベットを回り、入所者さんに笑顔でお声かけしているお話しが大変印象深く、その他色々なご意見が飛び交った勉強会でした。
最後に会長から、chatGPTに工務店の経営相談した結果をお伝えします。
「貴方の経営は、正に挑戦者のような経営ですね」が第一声でした。
従来型経営で、価格競争に巻き込まれている現状を打破するには、古民家に見られる伝統工法の石場建という基礎に本体建物を固定せず、金物を出来るだけ使わない昔からの建築を進め、工務店業を通じて日本の建築文化の伝統を後世につなぐ仕事に切り替えて行きたいと言った目標を語りました。
他にもたくさん貴重なご意見ありがとうございました。お読みいただいた方で自分の意見も載せて欲しいと思われる方には、どしどしテキスト形式でご連絡お願いします。
以上が勉強会の報告です。
その後、司会者より連絡事項として次回例会の日時と場所、7月15日(土)19時〜、キンダーホープ集会室の開催をお知らせいたしました。
お忙しい中、ご参加いただきました皆さまには、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
以上を持ちまして、第212回例会の開催ご報告とさせていただきます。
猪谷勇三拝