大阪旭モラロジービジネスクラブ 第215回例会 開催報告

  令和5年9月16日土曜日19:00より、第215回例会を「キンダ−ホープ 集会室」にて開催しました。

 会場18名、オンライン1名、総数19名にご参加をいただきました。

 開会に先立ち猪谷会長から、以下のとおりご挨拶をさせていただきました。

 本日も大勢のお集まりをいただきましてありがとうございます。ラグビーのワールドカップがフランスで開催されていますね!思い返せば4年前、「日本開催」で日本中が沸き返ったのを思いだしています。外国人観光客でにぎわう飲食店の店からテレビ中継が聞こえていました。それから、数か月後、思いもしなかったコロナ禍に、多くの店の閉店に、町中が静まり、各種催し、会合、会社での仕事まで、在宅ワークとなっての4年間、ついこの前まで続いていたのも記憶に新しいことです。私が申し上げるまでの事ではありませんが、フランスからのテレビ中継を見ながら4年前を思い出し、当然のように集える幸せを感じています。そして、本日、会場に皆様とご一緒にこうして集まれたことに、改めて感謝の気持ちでいっぱいでございます。

 会長の開会挨拶の後、月刊「三方よし経営」9月号からテーマを選定し、勉強会を進めて参りました。

———

以下のとおりテーマを厳選させていただきました。

 

1.巻頭言【質の高い<対話>の力】㈱スコラ・コンサルと創業者の柴田昌治先生

2.格言に学ぶ職場のモラル【小さな積み重ねを大切に】

以上の二題を採用し福井幹事と坂本幹事のお二人に輪読していただきました。

今月は各テーマの文章は短めでしたが、却ってそれが皆様の幅広い観点からのご意見を頂けることになり、いつもながら、「今回が最高だった!」と思える内容となり、大変有意義な勉強会になったのではと自負しております。

 【質の高い<対話>の力】からは、三方よしの経営に必要な知恵はどうすれば生み出せるか。

三人寄れば文殊の知恵と言われるように一人では導き出せない良い知恵が浮かんでくるといった事の事例を参加者の皆様からご発言いただきました。

【格言に学ぶ職場のモラル】「小さな積み重ねを大切に」からは、文中にある「世の中で起こる大きな出来事は、良くも悪くも一朝一夕に成ることはなく。長い年月にわたる「小さななこと」が積もり積もって大きな結果が生じるのです。といったことの教訓の体験談をご披露していただきました。

 木野世話人代表からは「質の高い対話」の大切さを強調していただき、皆様からも職場での出来事を包み隠さずご披露していただき、参加者の皆様には大変良い学びの時間となったのではと思いました。今後は勉強会でも対話形式も取り入れたものをとのご意見もいただきました。

二時間の勉強会の時間も充実するほど、あっという間に過ぎ、最後は会長の悪い癖で終盤の皆様の貴重なお時間をとってしまいました事を、この場をお借りしてお詫びしたいと思います。

本日はありがとうございました。

以下に参加者の貴重な体験談や、ご意見を記載させていただきましたので、ご一読いただき皆様の日ごろのお仕事の、お役に立てれば幸いです。

◆参加者N様◆

 質の高い対話の力から、今回の私の発表をまとめます。

 約20年お世話になった会社ですが、創業120年になろうとしています。しかし、ここに来て残念ですが、某大手企業に身売りを致しました。私がいた会社は、老舗の黒砂糖メーカーであり、精糖製品を卸す問屋で有りました。

この会社を退社して5年程になりますが、他社に身売りをしなければならなくなった原因は、経営者にあると思います。所謂、ワンマンな企業経営に終始した結果であると思います。

質の高い対話等毛頭なく、会議においては、正常な議事進行は成されないものでした。会議では、経営者が社員を怒鳴り散らす場面が多く、とてもまともな意見など出せる雰囲気では有りませんでした。3人寄れば文殊の知恵と言われますが、その様な状況下で有益な社員の考えも発表も有りませんでした。まさに営業会議は、経営者の独善とストレス解消の場との印象があります。その結果、優秀な人材から退社してゆき、社長の言動に逆らわないイエスマンだけの会社になりました。私は、家族の生活を守るために、会社を辞めることは有りませんでした。ただ、社長に対する反骨精神から、また、他の従業員の生活を守るために、自らにノルマを掛けて営業活動に専念しました。入社したての頃は、後で聞いた話ですが、社長が、中村くんにはオーラがあったと言っておられたそうです。

また、会社から得意先を守ることが、ひいては会社を守ることになります。

言われた事しか出来ない社員よりも、積極的な人材に魅力を感じます。けっして、経営者のイエスマンにはなって欲しくないと思います。

【会員様ご意見】

◆F様◆

質の高い対話の力

 会議の中で、賛成意見、反対意見色々出てきますが、代案や根拠なしのただ反対も教育関係ではよく出てきます。子どもにとって良い方向にという大義をいつも忘れずにいたいです。また意見文を書かせるようにカリキュラムに取り入れています。意見文を書く→グループで読み合う→意見を言う→推敲する→書き直す→また読み合う 丁寧に指導し、対話力に繋がるように努めています。

◆参加者E様◆

 いつも、大変勉強になる会を開催して頂きまして感謝申し上げます。

前回は“対話”がキーワードになっていました。

まさに、わたしがつまづいているところでありましたので、その現実をお話しさせていただきました。

0歳児:1歳2ヶ月の男児。座位から手を前に伸ばし少しおしりをあげられるようになってきたがはいはい・つかまり立ちなし、5月からずっと中期食を食べ続けているが、まだ5ミリ角の野菜を歯茎舌でつぶすことが出来ず口の中にたまっていく。家ではベビーフード。生後7か月ぐらいの身体的発達。

母は、家に帰ってから子が眠くなるからミルクを飲ませて寝かせる。その為夕飯が食べられないから保育園の昼寝の時間を調整して、帰宅後もごはん食べられるようにしてほしい。帰宅後一人育児で

しんどい。保育園に子育て支援してほしいと要求。担任は、できる限り午睡の時間をずらしてみたり他の子が、寝ているその子を起こさないように別室で保育するなどしたが、限界があり、

帰宅後の市のサポートを案内するとうちには必要ない。私が子育てできない人だと思っているのか?園長への苦情を誰に言ったらいいのですか?と園長へ電話がある。園長対応するが話が平行線で電話終了。

次の日、役所へ匿名で電話あり。保育園にはお世話になっているが、話に寄り添って欲しいと母。

こちらは寄り添う努力をずっとしてきているが、ばかじゃないの?上から目線で話をしないでほしいなどと言われて、何を話していいのか分からないのが現実。しかし、母親の特質に目を向けないで心の声に耳を傾け、より深い対話が出来るような関係作りをしていくことが大事だと痛感した。

◆参加者S様◆

微善の話題は、全く意思を伝えられてない感じであり、また大事ではないかとの考えから整理してお話します。

 税金は時の為政者によって物品や行為や保険に名目を変えて取られてきましたが、戦争という金のかかる事業のために寄付や借金というものにさえ名を変えています。その度にそういった国または為政者は滅亡し消えていきました。現代世界の借金は、戦争も一因ですが為政者が党を守るため国民受けする選挙対策や外交政策から先物買いの約束という負債を未来送りしてきたためです。税金は10分の1税と言った頃から、年月を経て取りやすいところから取るため作られた源泉徴収やVATですが、世界の被雇用者は20年ほどの間に数%伸びただけであり、現にシリコンバレーの大手三大企業の社員数は100万人から25万人に、世界最大のウーバーでも2万人、エアビー&ビーは1万人しかいない。雇用形態がかわったのと、若者は雇われるより個人事業者となることの満足を選択するようになり個人事業者が50%も増えた。ために源泉税はそれほど増えず、またポイントや仮想通貨の流れはVATの取り逃がしをしている。今の税金の徴収方法だけでは、どんどん減少していくだろう。ロビー活動を受けた政府は様々な軽減措置を作り、簡易な法から難解な法に改変してしまっている。公平で幸福実現のために徴収されるべき税が、党の維持や私情で曲げられてしまう。世界的な流れは、平均30%40%の高負担を強いている。微悪なる小さな改正を繰り返しては国民を鞭と飴でごまかし隠れた増税をおこなってきているのだと気づいてほしい。公平なようで不公平。本当に高負担が必要なら負担すべきですが、未来の人達に禍根を残さないように税金の使い道と公平な視点から少しでも法律を正していくことが、国に息をしてもらうための微善の気がします。小さな小さな声でした。

◆I 様◆

 お配りした毎日新聞「正論」のコピーは、昨日中央電気倶楽部の午餐会でご講演いただいた時に配布されたものです。東京大学阿古智子教授が、「–中国の社会統制政策–」という演題でご講演願いました。ご講演内容は、中国国内の問題は勿論、香港の問題、台湾の問題に関して社会統制政策が強くなる一方と言ったお話しでした。自由に発言議論できる日本国は、なんと恵まれているかを実感した次第です。しかし、残念ながら、現代の我が国では、議論することが少なくなってきていると仰っていました。有事になってからの議論では遅いとも!本日のテーマ「質の高い対話」から生まれてくるものに期待して質の高い対話、議論をしていきませんか。

 皆様からの貴重なお話がたくさんございましたが、紙面の関係でこの辺とさせていただきます。ありがとうございました。

引き続き、次回10月14日は、第216回例会を講演会とさせていただく旨のご案内をさせていただきました。大変有意義な時間であっという間に過ぎてしまいました。

 ご参加いただきました皆様方には、心からお礼申し上げます。

以上を持ちまして、第215回例会の開催ご報告とさせていただきます。

猪谷勇三拝