大阪旭モラロジービジネスクラブ 第213回例会 開催報告

  令和5年7月15日土曜日19:00より、第213回例会を「キンダ−ホープ 集会室」にて開催しました。

 会場と会員様のご家庭をzoom配信を併用したハイブリッド方式で例会を開催し、総数18名のご参加をいただきました。

 先ず当クラブ会長の猪谷からご挨拶をさせていただきました。

 会長の開会挨拶の後、月刊「三方よし経営」7月号から以下の3題から勉強会を進めてまいりました。

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①巻頭言「教育こそ、企業の役割」p4~5

②「道経一体経営原論」をひもとくp18

③格言に学ぶ職場のモラル「小さな思いやりの実行を」p 27

以上を坂本幹事、大住幹事、福井幹事のみなさんに輪読いただき、引き続き参加された席順にご指名させていただき、皆さまから、活発なご意見を伺うことができました。

今月のテーマは、道徳経済一体精神の基本的考え方を紹介されている内容のところを選んだこともあり、会員さまの体験談には、ご自身の気付きから、抱負など、いつにない活発なご意見が飛び交う時間だったと感じました。

以下何点かご意見をご紹介します。

 冒頭、坂本幹事が、文中のZ世代の定義として、生まれた時にインターネットが普及していた世代であるという意味の確認後、Z世代の人との関わリ方、対応の仕方等について資料からヒントをつかめたような気がしたとのご意見をいただきました。Z世代は優しい、そして誰かを思い、助け合い、励まし合うという良さはあるんですが、忍耐辛抱という点ではどうか?と思います。こんな言い方パワハラにならないか?と考えているうちに終わってしまうこともあるとか?実体験のお話しでした。

T様からは今日の資料からの感想として、「未来に何を残していけるのか、我々はその未来、次世代の人たちに何を残していくのかっていうことを、私はキーワードにして、その人たちのために何をしていくべきかということを、常にスタッフと一緒に話し合いをしながら自分たちの会社、そして地域のためにどうあるべきかということを話し合っております。」

M様からはリフォーム仕事でお客さまのお家に訪問して工事をする時は「完成後は必ず、最初より綺麗にして帰る」を心がけている。

以上のような実践談をご披露いただきました。

他にもたくさん貴重なご意見いただきました。ありがとうございました。会長の猪谷からは、ビジネスクラブの勉強会は、いつも中身のある勉強会で大変勉強になっているが、さて実践となると自分自身どこまでできているか?という疑問が残る。知行合一(ちこうごういつ)の例えを忘れずにいたい、と言った内容のコメントをさせていただきました。

 その後、次回の開催日時を事務局よりお知らせし、ビジネスクラブの運営方法を色々な角度から見直していければとの、世話人一同の思いを伝え、短い時間でしたが、複数の方から貴重なご意見をいただきましたので、今後の活動に活かしていきたいと思います。

 最後に副会長の中村から閉会のご挨拶と、その前に、例話として、「お客さまからのお褒めの言葉をいただいた時には、素直に喜びながらも高慢心を持たないように」と戒めの言葉と、「お客さまのお褒めの言葉を悪魔の囁き」と表現され、ユーモアも入れたお話しと、木野 大阪旭モラロジー事務所代表世話人のおかげで大変良い場所を提供していただき会の運営が良くなって来たことへのお礼の言葉を述べさせていただき閉会しました。最後に、次回 第214回例会(8月19日土曜日)のご参加ノ呼びかけをして、散会いたしました。お忙しい中、ご参加いただきました皆さまには、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

以上を持ちまして、第213回例会の開催ご報告とさせていただきます。

猪谷勇三拝