第11回「伝えよう! いのちのつながり」小中学生入選作文表彰式

 今回コロナ禍の中ではありますが、令和4年度の「第11回 伝えよう!いのちのつながり入選作文表彰式」を令和5年2月26日(日)に開催することが出来ました。旭区は歴史あるコミュニティとして、いのちのつながりを伝え、子育てや子どもを守るための資源が 豊富に培われています。コロナ禍により教育活動が著しく制限を受ける中でのこの作文事業の意義は非常に大きいものと思われます。昨年度は、第10回として作文募集を行い、表彰式は個別に入選者に朗読をしてもらうことにし、YouTube でその様子を配信することができました。撮影から配信まで、旭区視聴覚教育協議会の皆様の多大なるご協力を賜りましたことに心より感謝申し上げます。

 また、今回から旭区作文募集実行委員会を結成して事業を行うことになりました。旭区作文募集実行委員会と旭区青少年育成推進会議との共催、そして 大阪市、大阪市教育委員会、旭区役所、また旭区を中心とした各企業のご協賛・御協力のもと開催となりました。この作文事業に対し、各学校の校⾧先生、教頭先生はじめ担任の先生方のご協力を賜りましたこと、ここに心より感謝申し上げます。

 今年度は、中学3年生を除いた旭区小中学校児童生徒から、4,052通の作文応募がありました。この応募数は、実に全体の約84%に当たります。作文づくりは、中学生をはじめとした高学年の子供たちにとって、心の内面を映し出す自らの人生を見つめる大切な機会です。また、低学年の子供たちには、周りの大人の影響をうけながら成⾧し、その恩恵に気づく貴重な場になります。低学年には、家族を中心に感謝の気持ちやお手伝いなど自分の役割について、高学年には、命の大切さとそのつながりについてなど、今回も各学年に見合った作文テーマに沿って書いていただきました。 そして、旭区内の多くの子ども達の思いが綴られた作文を選考委員の皆さまの厳正なる審査で入選作を選んでいただきました。また、今回も応募作文全てに赤鉛筆で「幸せのメッセージ」を書いて家庭にお返しいたします。このことにより、一層の「家族の絆」が結ばれますよう願っております。

 コロナ禍での開催のため表彰式および発表会は限られた人数と時間で開催することになりましたが、万全の対策を行いました。また、前回に引き続き旭区視聴覚教育協議会の皆様方により YouTube 動画として編集、配信して頂くことが出来ましたこと、心より御礼申しあげます。 今回の作文表彰式は、コロナ禍のために一般の皆様にお声がけをして、満場の聴衆の前で入賞者の皆様に作文朗読していただけないことは残念ですが、きっと子供たちの成⾧の糧、良い思い出になることと思います。

 今回、入選されました子供たち、またご応募いただけなかった子供たちも含め、旭区の小中学校すべての生徒の皆様に、心身ともに健やかな成⾧と未来に幸あらんことを心より祈りつつ、第11回目の作文表彰式が成功裏に終わりましたことを、関係各位への感謝と共にここにご報告申し上げます。

旭区作文募集実行委員会 事務局長 中村嘉裕

表彰式

今年はコロナ禍のため、入選者のご家族、学校関係者、実行委員会関係者のみにご来場いただきました。

表彰式が始まる前の1枚。壇上に入選者全員が揃いました。

東中 秀成 旭区長からご挨拶をいただき、その後、表彰状、記念品の授与が行われました。

入選作文の選考委員長である仲野喜規氏より本年度の応募作文の講評をさせていただきました。

記念写真の撮影後、休憩をはさんで入選者本人による作文朗読の様子です。
今年も作文の内容に驚かされ、会場は感動の雰囲気に包まれました。

最後に全員が壇上に上がり、実行委員長 木野 稔 よりお礼のことばを述べさせていただき、無事に閉幕いたしました。

入選作文

最優秀賞(旭区長賞)

特別賞(旭区青少年育成推進会議会長賞・公益財団法人モラロジー道徳教育財団賞)

優秀賞(旭区PTA協議会会長賞・旭区子ども会育成連合協議会会長賞・旭区青少年指導員連絡協議会会長賞)

佳作